DETAIL
<足下で起こっている命の循環に目を向ける!>
私たちの足下にあるのに、普段はあまりじっくり見ることがない土。
しかし、そこでは日々新しい動植物が生まれ、死に、次の命へとつながっていくプロセスが起こっているのです。
このプログラムでは、室内に生き物たちの生息地「テラリウム」をつくり、観察、比較していきながら動植物の相互作用について理解を深めます。土壌の調査から始まり、透明な容器に土や植物を入れた小さな自然界をつくります。そこにワラジムシやミミズ、コオロギなどの生き物を入れ、中でどのようなことが起こるか経過を観察し、記録していきます。
1回の活動時間は短いのですが、その後数週間から数カ月にわたって観察を楽しむことができます。テラリウムの中で植物が枯れ、生き物が死に、分解され、他の命の栄養となるサイクルを観察することは、自然界のプロセスを理解する貴重な体験となるでしょう。
生き物、植物、土壌とさまざまな視点から環境について学ぶことができるプログラムです。
【対象】幼稚園〜中学1年生
【スキル】観察、比較、描写、計測、コミュニケーション、整理、実験、記録、結論づけ、模型作成
【コンセプト】土壌と地中の生息地、エコロジー、ライフ・サイクル、食物連鎖、養分循環、分解、リサイクル、適応、生物の構造と行動