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<世の中の不思議に想像と創造で挑む!>
「なぜ昼と夜が存在するのだろう?」「なぜ月は形を変えるのだろう?」
大昔の人たちは、世の中の不思議についてたくさん考え、自分たちなりの説をもっていました。それは、現代のように機械が発達する前の“科学”だったのです。
このプログラムは、科学は科学でも、考古学や文化人類学の領域を扱ったとてもユニークなプログラムです。例えば、各地に伝わるお祭やそこで使うお面、語り継がれている神話を観察すると、その土地の人々が育んできた歴史や文化を垣間見ることができるのです。
まず、子どもたち自身が自然のものからイメージを膨らませてお面をつくり、そのお面にまつわる物語を考えます。続いて、人工的につくった貝塚の発掘調査を行い、どの場所から何が出土したのか、それはどのような意味があるのかを推理します。
それぞれのアクティビティは科学、数学だけでなく、国語、芸術、社会科学を結びつけてつくられているため、子どもたちの想像力と創造力を刺激されます。また、過去と現在のつながりについて考えることで、私たち自身の生活を新たな視点で見直すきっかけを与えてくれるのです。
そんな魅力的な文化人類学の世界へ足を踏み入れてみませんか?
【対象】小学1年〜中学1年生
【スキル】観察、記録、分類、規則の発見と構築、地図作成と図解、推理、模型設計、文章力、物語りコミュニケーション、劇と役割演技、協調性、情報分析
【コンセプト】人類学、考古学、文化の多様性と類似性、芸術と言語と文化、神話と伝説と物語を話すこと