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<ひとつのリンゴから地球の未来を考える壮大なプログラム!>
海。地球儀を指でなぞってみると、世界中の海はつながっている“たったひとつの海”だということに気づきます。
海はすべての大陸を包み込み、ありとあらゆる生命の源にもなっているのです。
このプログラムでは、海が地球環境にとってどれほど重要であるかを学びます。リンゴを地球に見立て、「地球全体の1/4の部分は陸地」「陸地をさらに4等分した部分が食べものを作れる土地」といったように少しずつ切り分けていきながら、自分たちが住んでいる土地が地球上でどれだけ希少か、さらに海のごく一部に海洋資源が集中していることを体験的に気づいていきます。
また、そのような希少な土地を多くの人間、生きもの、植物で分け合っているということを知り、自分たちが暮らしている地域の環境を守るために「わたし」は何ができるのかを考えます。
次に、本物のイカを解剖することで、生物がどのように環境に適応しているのかを考えます。そして、漁業によって生じている種の危機や海洋資源の犠牲といったことについて理解を深めていくのです。
海をテーマにしていますが、幅広く複雑なトピックをわかりやすく取り上げています。
【対象】小学5年〜中学2年生
【スキル】記録をとる、結論を導く、協力して作業する、グラフを作成する、観察する、推測する、モデルを作る、調査する、比較する、解剖する、文章から意味を抽出する、コミュニケーションをとる、論理的・批判的に思考する
【コンセプト】海洋盆の相互関連性、生命の尊重、海洋学、自然地理学、湧昇域、海洋資源、順応、形態と機能、乱獲、オルターナティブ(代替的)な視点、消費者と環境へ